緩和ケア
緩和ケアとは
「緩和ケア」は、「がん治療ができなくなったときの医療」「がん終末期に受けるもの」と思ってはいませんか?
「緩和ケア」は、「がん」と診断されたときから、がん患者さんの苦痛を和らげ、患者さんとご家族に自分らしい生活を送れるようにするためのものです。
つまり、「緩和ケア」は、がん治療の初期段階から、がんの治療と並行して行うものなので、「緩和ケア」について考えるタイミングは「遅すぎる」ことはあっても「早すぎる」ことはありません。
当院の緩和ケア
緩和ケアチームは、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーなどで構成され、週1回、病棟回診やカンファレンスを行い、患者さんとそのご家族の苦痛緩和に努めています。
随時、緩和ケアの相談も受けています。毎週月~金曜日、認定看護師が対応しています。「緩和ケアについて知りたい」、「痛みがつらい、つらい症状がある」、「がんによる不安、悩み」など、がんに関する様々な相談に応じます。主治医・各科外来・病棟担当看護師にご相談ください。
緩和ケアチーム
悪性腫瘍(がん)に対する治療を受けておられる患者さんや、そのご家族の抱える様々なつらさや心配事が少しでも和らぐようにサポートするチームです。
緩和ケアチームの診療をご希望の方は、主治医や看護師にご相談ください。
主な活動内容
緩和ケアチームメンバー
緩和ケア外来
お問い合わせ | (092)291-3452(直通) |
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診療日 | 緩和ケア外来(身体):月曜日(午後) 緩和ケア外来(精神):月・火・水・金曜日(いずれも午前) |
パンフレットと意向書はこちらから
当院では、アドバンス・ケア・プランニング(ACP※)を通して患者さんとご家族の意思決定を支援する取り組みを行っています。
※ACP:これから先の治療や生活についてあなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかを自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちや医療者と話し合うことです。
お気持ちの整理や、ご希望について考える際の参考になる冊子も準備しています。
詳しくは、がん相談支援センターへご相談ください。