医療法人 原三信病院
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泌尿器科の研修

診療科概要・紹介

2023年8月現在

  • 当院泌尿器科は、日本泌尿器科学会認定専門医教育施設です。現在の泌尿器科のスタッフは16名のうち12名が日本泌尿器科学会認定専門医で、9名が認定指導医です。
  • 悪性疾患、尿路結石、排尿障害、尿失禁、感染症、男子不妊症、EDなど乳幼児疾患をのぞく全ての泌尿器科領域の疾患に対応しています。
  • 2022年度の初診外来患者数は5,069名、2021年新規膀胱がん133件、前立腺がん309件、腎がん53件、腎盂・尿管がん66件と多くの受診があります。
    年間手術症例は2,000件を越し、2022年度は経尿道的尿路結石除去術(レーザー)313件、膀胱悪性腫瘍手術250件、経尿道的尿管ステント留置術227件、前立腺悪性手術(da Vinci)103件、膀胱脱手術86件、経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術80件、腎悪性手術(da Vinci)40件、経皮的尿路結石除去術38件など他施設と比較しても泌尿器領域のあらゆる分野にわたり、非常に多数の症例を経験することが可能です。
  • また、様々な分野にくわしいスタッフがそろっており、全員の合議により治療方針を決定しているため診断、治療の正当な考え方を身につけることができるのが当科の利点です。したがって短期間に多くの症例を経験し、泌尿器科医として非常に効率よく成長するためには絶好の施設であり。しかも、興味のある分野があればその分野をくわしく勉強することも充分可能です。
  • 学会活動も非常に盛んで2022年度は23演題の学会発表を行いました。当科は非常に多忙ですが、泌尿器科専門医を目指すのであれば絶好の施設です。

目標

泌尿器科の専門医として、医の倫理にもとづく診療を適切に実施し、境界領域の疾患についても適切な判断が行える能力を養う。

研修項目

  • 泌尿性器の理学的検査(腎触診、前立腺触診、陰のう内容触診神経学的検査など)
  • 泌尿器科内視鏡検査(膀胱鏡、尿管鏡など)
  • 泌尿器科画像検査(IVP、UG、VCUG、RPなど)
  • 検尿、血液生化学検査
  • 尿流動体検査
  • 前立腺生検等生検検査
  • 腎機能検査
  • 泌尿器科超音波検査(副腎、腎、膀胱、前立腺、精巣など)

研修可能な疾患

  • 尿路結石(腎、尿管、膀胱、尿道)
  • 前立腺肥大症
  • 悪性腫瘍全般(副腎腫瘍、腎腫瘍、腎盂尿管腫瘍、膀胱腫瘍、前立腺腫瘍、陰茎腫瘍、精巣腫瘍)
  • 尿失禁
  • 間質性膀胱炎
  • 男性不妊症
  • 尿路感染症
  • 腎盂尿管移行部狭窄
  • ED
  • 腎後性腎不全
  • 尿路性器結核
  • 性感染症
  • 尿路性器先天異常(小児のぞく)
  • 尿路性器損傷

研修可能な治療

  • 外来一般診療(問診、診断、入院手術適応判断、悪性腫瘍などの定期観察など)
  • 術前術後管理
  • 尿失禁治療(薬物療法、手術療法など)
  • 男子不妊症治療(薬物療法、手術療法など)
  • 内視鏡治療(TURP、TURBT、尿道狭窄手術、TUL、PNLなど)
  • 腹腔鏡手術(根治的腎摘、腎尿管全摘、腎盂形成術など)
  • 開腹手術(腎部分切除、膀胱全摘、回腸導管造設、新膀胱形成など)

週間スケジュール

 
AM   病棟回診
症例カンファレンス
抄読会
泌尿器科医局会
  病棟回診
PM   病棟回診
症例カンファレンス
抄読会
泌尿器科医局会
手術カンファレンス 病棟回診

外来診療、手術は毎日午前・午後に行っている
月1回:神経泌尿器カンファレンス、前立腺キャンサーボード、チーム医療
月2回:女性泌尿器カンファレンス

診療達成目標

1年次

  • 泌尿器超音波検査、造影検査、内視鏡検査が一人ででき、所見を正確に記載できるようになる。
  • 前立腺針生検、経尿道的膀胱生検などの軽度侵襲のある検査ができるようになる。
  • ESWL、泌尿器科小手術が術者として施行できるようになる。
  • 腹腔鏡手技、開腹手術手技を理解し、助手として手術に参加できるようになる。
  • TURP、TURBTなどが指導医のもとで行えるようになる。
  • 泌尿器疾患を主治医として担当し、指導医と相談しながら各種疾患の診断・治療を充分に理解する。

2~3年次

  • BPHの治療方針を決め、TURPも一人でできるようになる。
  • 前立腺癌、膀胱癌、腎癌の診断から治療方針の決定まで速やかに、進めることができるようになる。
  • 泌尿器緊急疾患(尿閉、精巣捻転、膿腎症、持続勃起症など)を診断し、適切な治療を進めることができるようになる。
  • 尿失禁の原因検索、治療方針決定、治療施行までを行えるようになる。
  • 腹腔鏡下手術の助手が充分に行えるようになり、一部術式の執刀ができるようになる。
  • 腎尿管全摘除術、根治的前立腺全摘除術などが指導医のもとで行えるようになる。
  • 緩和ケアを理解し、実践する。
  • 地域連携を理解し、実施できるようになる。
  • 患者・家族に対し充分な説明が行え、不安なく治療を進めることができるようになる。

その他

  • 年1回、病院の主催のもと原三信病院医学総会を開催し、各診療科を中心とした学術発表を行い、各診療科間の情報交換や連携を深めています。
    このような病院独自の学術発表会は非常に特徴的です。
  • カルテは完全電子化が完了しており、診療科間の情報の共有が綿密に行われます。
    さらに看護部、事務部との連携が緊密で診療に集中できる体制が整備されています。
  • 当科ではがんセンター中央病院にある日本で最も質の高い臨床研究グループである日本臨床腫瘍グループ(JCOG)の泌尿器科グループ参加施設であり、膀胱癌と前立腺癌の臨床研究を行っています。
    豊富な症例を経験できるだけはなく、質の高い臨床研究も体験できるEBMの実際を直ちに経験できます。

応募・病院見学申し込み・問い合わせ

医療法人原三信病院

〒812-0033福岡市博多区大博町1-8
TEL:092-291-3434(代表)
FAX:092-291-3424