アミノインデックス
どんな検査?
アミノ酸はからだの中で常に代謝しています。人間の身体の血液中に含まれるアミノ酸は、ほぼ一定のバランスを保つように自動的にコントロールされています。しかし病気になるなどして健康状態に異常が生じると、代謝のバランスに変化が起こり血液中のアミノ酸の濃度が変動することが明らかになっています。
アミノインデックスはこの性質を利用し、血液中のアミノ酸濃度を測定することで、健康状態や病気に罹患している可能性を調べる検査法です。
※1回の採血(約5ml)で複数の疾病リスクを評価します。
何がわかるの?
AICS(現在がんである可能性を調べるがんリスクスクリーニング検査)
■現在「がん」である可能性
・男性(5種):●胃がん ●肺がん ●大腸がん ●膵臓がん ●前立腺がん
・女性(6種):●胃がん ●肺がん ●大腸がん ●膵臓がん ●乳がん ●子宮がん/卵巣がん
AILS(将来、脳心疾患・糖尿病を発症する可能性を調べる生活習慣病リスクスクリーニング検査)
■10年以内に「脳卒中・心筋梗塞」を発症するリスク
■4年以内に「糖尿病」を発症するリスク
■現在「認知機能が低下」している可能性
■たんぱく質のもとになる「アミノ酸レベル」
検査の方法・注意事項
検査方法は、採血をするだけです。(約5ml程度)
検査を受けるにあたって、血液中のアミノ酸濃度バランスに影響を与える可能性が ありますので、以下の注意事項をお守りください。
その他
検査対象(年齢)
検査項目 | 対象年齢 | |
現在「がん」である可能性 | ||
男性(5種) | ●胃がん ●肺がん ●大腸がん ●膵臓がん | 25~90歳 |
●前立腺がん | 40~90歳 | |
女性(6種) | ●胃がん ●肺がん ●大腸がん ●膵臓がん ●乳がん | 25~90歳 |
●子宮がん/卵巣がん | 20~90歳 | |
10年以内に「脳卒中・心筋梗塞」を発症するリスク | 30~74歳 | |
4年以内に「糖尿病」を発症するリスク | 20~80歳 | |
現在「認知機能が低下」している可能性 | 50~100歳 | |
たんぱく質のもとになる「アミノ酸レベル」 | 20~80歳 |
検査対象外
以下の方は、数値に影響が出ますので検査は受けられません。
●妊娠されている方
●授乳中の方
●がん患者の方(治療中を含む)
●先天性代謝異常の方
●透析患者の方