医療法人 原三信病院
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パルスオキシメトリー検査

どんな検査?

睡眠時無呼吸症候群¹⁾の初期診断を行うための検査です。院内で検査は行わず(外来で検査機器を貸し出します)、ご自宅で就寝中に検査機器を装着し、睡眠中の状態を記録します。

何がわかるの?

パルスオキシメトリー検査では全身の血液中にどれだけ酸素が含まれているかを示す酸素飽和度を測定します。睡眠中に呼吸が止まることがあると、酸素が体に取り込まれなくなり一時的に低下します。この状態をひと晩、機械に記録します。検査結果から睡眠時無呼吸症候群の初期診断が行われます。

検査の流れ・方法

①寝る前に機器を装着します。
②利き手ではない手首に、腕時計のようにベルトをとおします。
③電源を入れ、プローブを小指にはめます。はめている間の酸素飽和度が測定されます。
④朝起きたら電源を切り機器をはずします。

その他

注意すること

【機器の装着時】
●基本的に小指に装着しますが、違和感があればどの指にはめても問題ありません。
●プローブを指の奥まで入れると違和感が強くなります。第一関節が埋まる程度で問題ありません。

用語・略語解説

1)睡眠時無呼吸症候群 英語で Sleep Apnea Syndrome(略称SAS)「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気です。「無呼吸」とは10秒以上の呼吸停止と定義され、この無呼吸が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上ある方は、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。