医療法人 原三信病院
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平衡機能検査

どんな検査?

三半規管や視覚、深部知覚¹⁾などを調べて、平衡機能が正しく働いているかどうかを調べる検査です。当院では重心動揺測定計を用いて、開眼時と閉眼時で体の揺れ具合を比較して行います。

何がわかるの?

平衡機能の障害が生じることによって、めまいやふらつきなどの症状が生じることがあります。メニエール病や突発性難聴、内耳炎、頭位変換性めまいなど、内耳の変化でおこります。頭部外傷、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などもめまいの原因の一つです。

検査の流れ・方法

①靴を脱いで測定台(重心動揺測定計)に立ちます。
②壁にある目印を見つめた状態で1分間そのまま直立します。
③目を閉じて1分間直立します。

その他

注意すること

【検査中】
●ふらつきにより転倒しそうになる可能性がございます。スタッフが側にいますのでご安心ください。

用語・略語解説

1)深部知覚 関節や筋肉などが備えている受容器の働きで、目を閉じているときでも手足の位置などがわかることです。