皮膚再灌流圧測定
どんな検査?
足の表と裏を流れる血流の状態を調べます。
何がわかるの?
糖尿病足病変¹⁾や石灰化症例などの重症度、重症虚血肢²⁾の診断、難治性潰瘍³⁾の治癒予測や治療後の判定ができます。
検査の流れ・方法
①靴下やストッキングなど足に履いているものを脱いで裸足になっていただきます。
②ベッドに仰向けになっていただきます。
③足の甲と足の裏の2か所に血流計プローブを装着します。
④血流計プローブを覆うように血圧計のカフを巻き付けます。
⑤血圧計のカフを加圧し、皮膚組織の血流が流れない状態にします。
⑥血圧を徐々に減圧することで、血流が再び回復する時の圧を測定します。
その他
注意すること
【検査までの待ち時間について】
●予約・検査状況により待ち時間が発生します。
【検査中】
●血圧計のカフの加圧が始まりましたら、 検査終了まで足を動かさないようお願いいたします。(足の動きによって、正確な記録ができないことがあります)
用語・略語解説
1)糖尿病足病変 | 糖尿病の方に起こりやすい足のトラブルのことで、足の血管が狭くなったり、神経の機能が弱くなることによって潰瘍ができたり、細菌や真菌の感染を起こしたりします。 |
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2)重症虚血肢 | 足の血流障害が進み、安静時にも激しい痛みが生じたり足の表面に潰瘍や壊死が生じることある状態のことです。 |
3)潰瘍 | 皮膚や粘膜の一部が欠けている状態です。 |