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狭窄性腱鞘炎(ばね指)

概要

ばね指は、手首から指にかけての腱や腱鞘が炎症を起こすことで、指が引っかかる、曲がりにくい、ひっかかるなどの症状を引き起こします。主に親指や中指、薬指に発生することが多く、重度の場合は指を伸ばせなくなることもあります。

原因・症状

ばね指の原因としては、反復動作や、手首や指の負傷、炎症、関節炎などが挙げられます。また、糖尿病などの全身疾患に合併することもあります。ばね指の症状は、指の曲がりにくさ、指を伸ばせない、指先のしびれや痛み、腫れなどが現れます。

検査

ばね指の診断には、主に触診や運動試験などの身体検査が用いられます。また、レントゲンや超音波検査などの画像検査を行うことで、症状の原因を特定することもできます。

治療

ばね指の治療には、手首や指を休めることが重要です。症状が軽度の場合は、湿布やストレッチなどの自己ケアが効果的です。また、軽度から中等度の場合は、手首や指の動きを改善するための理学療法が行われることもあります。重度の場合には、手術が必要となることがあります。手術では、腱鞘を切開することで指の動きを改善します。