医療法人 原三信病院
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頚部超音波検査

どんな検査?

首周りの頚部に超音波を当てて画像に映し出し、異常がないかを調べる検査です。

何がわかるの?

甲状腺¹⁾、耳下腺²⁾、顎下線³⁾などの形状や大きさ、内部に病変がないか、リンパ節が腫れて大きくなっていないかなどがわかります。

検査の流れ・方法

首周りに検査機器を当てるため、首周りを広く出せるような服装でお越しください。
①ネックレスやスカーフなどは外していただきます。
②首周りが観察できるよう首元を広く開け、ベッドに仰向けに寝ていただきます。
③首周りに検査用のゼリーを塗ります。
④顎を上げて首を反らせた状態にしていただき、技師がプローブを当てて調べていきます。
⑤ゼリーを拭き取っていただいて、検査終了です。

その他

注意すること

【来院前・検査前】
●タートルネックなど首の詰まった服装の場合、脱いでいただくことがございます。その際は、胸元までタオルをかけて検査を行いますのでご安心ください。
●この検査による食事制限はございませんが、他の検査で必要になる場合があります。スタッフにおたずねください。

用語・略語解説

1)甲状腺 首の前部、喉ぼとけのすぐ下にある蝶の形に似た小さな臓器です。からだの新陳代謝を調整する、甲状腺ホルモンを作っています。
2)耳下腺 耳下腺とは両耳の下にあり、唾液を分泌する「唾液腺」のひとつです。
(唾液腺には、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3つがある)
3)顎下腺 顎下腺とは顎の下の両サイドにあり、唾液を分泌する「唾液腺」のひとつです。
(唾液腺には、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3つがある)