医療法人 原三信病院
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気管支喘息

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概要

主にアレルギーなどによって空気の通り道である気道・気管支に慢性的な炎症が起き、通常の人よりも過敏になっていることで気道が狭くなり、呼吸がしづらくなる病気です。気道感染やホコリなどの刺激が加わると、さらに気道がむくんだり、ギューっと縮まったりするために息苦しさが生じます

原因・症状

原因としては、遺伝やアレルギー、疲労、ストレス、動物の毛やフケ、タバコの煙、大気汚染物質、天気などがあります。
症状は夜間や早朝に出やすく、胸から「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がしたり、息苦しい、咳き込む、夜寝ていて発作的に息苦しくなる、運動したあと息苦しいといったものがあります。

検査

検査は、呼吸機能検査、血液検査、心電図、レントゲン検査:単純X線検査などがあります。

治療

治療は主に薬物療法を行います。吸入ステロイドが治療の柱になります。重症度に応じてロイコトリエン受容体拮抗薬、長時間作動型B型刺激薬(吸入)抗コリン剤(吸入)などを併用します。最重症の方には抗体療法(注射)も行います。
お薬をきちんと続けることが重要です。また、禁煙したり、睡眠不足、ストレス、食べ過ぎ、アルコールの飲みすぎを避けるなど、原因となるものをできるだけ取り除くよう努めることも有効です