医療法人 原三信病院
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血液検査-血液像¹⁾

どんな検査?

患者さんから採った血液を顕微鏡で見て、形や異常な細胞がないかなどを調べます。

何がわかるの?

血液中の細胞の形や含まれる数を見ることで、状態や異常な細胞によって病気にかかっていないかがわかります。

検査の流れ

検査項目によっては、食事制限、激しい運動を控えてご来院いただきます。
①ご本人確認のため、氏名と生年月日をおたずねします。
②アルコールで消毒します。
③通常、利き手でない方の腕に注射針を挿し、血液を採ります。検査項目の数の分、溜める容器を入れ替えていきます。

~採血後の技師による検査~
①血液が固まらないように、抗凝固剤を入れます。
②細胞を染色し、光学顕微鏡で、白血球や赤血球、血小板の形態、まだ幼い細胞や異常な細胞がないかなどを調べます。

その他

用語・略語解説

1)血液象
血液像は鏡顕法ともいいます。

光学顕微鏡で見た細胞

光学顕微鏡で見た健常な方の赤血球と白血球の細胞です。

健常な方に比べ、白血球の数が異常に多いことから、白血病が疑われます。

健常な方に比べ、赤血球の色もとても薄く数も少なくなっており、貧血の状態だとわかります。