高度な医療の提供
『病人のための病院』の理念のもと、患者さんに安全で安心な高度な医療の提供を日々目指しております。
育成
専門性の高い医療の実現には、医師をはじめとする医療従事者が特定の領域に深い知識を持つことを必要とします。そのためには、その分野の最新の研究や技術に関する情報を継続的に更新し、最新の診断や治療法を理解し適用することが求められます。当院では、このような専門性を持つ医療従事者の育成を積極的に推進しています。
治療
先端技術の利用として最新の医療技術や機器の運用を推進しています。
手術
手術では、da Vinci手術(ロボット支援手術)を積極的に取り入れております。
大腸、腎臓、尿管、膀胱、前立腺手術などにda Vinci手術(ロボット支援手術)を積極的に取り入れております。
以下の専門性の高い治療を行っております。(一部抜粋)
- 経皮的冠動脈形成(ステント留置)術
- 末梢血管形成術
- アブレーション(カテーテル心筋焼灼術)
- ペースメーカー移植術
- 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
- 内視鏡的食道粘膜切除術
- 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術
- 末梢動静脈瘻造設術
- 骨折観血的手術(鎖骨、肩甲骨、上腕、前腕、手、大腿、膝蓋骨、足など)
- 関節鏡下関節滑膜切除術
- 関節鏡下半月板切除/縫合術
- 関節鏡下肩腱板断裂手術
- 人工骨頭挿入/置換術
- 慢性硬膜下血腫洗浄・脳刺激装置交換術
- 経皮的頸動脈ステント留置術
- 脳動脈瘤頸部クリッピング
- 頭蓋骨腫瘍摘出術
- 乳腺悪性腫瘍手術
- 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術
- 腹腔鏡下胃切除術
- 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
- 膀胱悪性腫瘍手術
- 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術
- 精巣悪性腫瘍手術
- 腹腔鏡下胆嚢摘出術
- 腹腔鏡下ヘルニア手術
- 経皮的尿路結石除去術
- 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
- 経尿道的尿路結石除去術(レーザー)
- 膀胱水圧拡張術
- 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等)使用
- 水蒸気がもたらす低侵襲前立腺肥大症治療(WAVE)
- 腹腔鏡下腟式子宮全摘術
- 子宮内膜掻爬術
- 子宮筋腫摘出(核出)術
- 子宮附属器癒着剥離/摘出術
放射線治療
放射線治療では、IMRT(強度変調放射線治療)を行っています。
強度変調の放射線を多方向から照射し、病変には高い線量を当て、周辺の正常組織には線量に抑える治療法です。
薬物療法
薬物療法では、個別化された薬物療法など患者さんに沿った治療に努め、また、副作用を最小限に抑えることを心掛けております。
診断
MRI検査
高性能の1.5テスラMRIの検査を行っています。
解像度が高い組織画像を生成する非侵襲的な検査法です。MRIは脳、脊椎、関節、内臓などの検査に広く使用されます。
CT検査
320列CT、80列CTの運用を行っています。
- 撮影時間が短縮されます。
- 立体的な画像を得られます。
- 広範囲の画像 ※時間短縮による
- 動きがあるものに対しても鮮明な画像が得られます
- 従来以上の画質
- 被ばくを大幅に抑制する最新の機能を搭載しています。
チーム医療
一人の患者に複数の医療専門職が連携して治療・ケアを行います。医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師、診療放射線技師、理学療法士、管理栄養士などが含まれます。医療従事者は、それぞれの分野での知識とスキル(ライセンス)を生かして、総合的かつ最適な治療計画を策定し、患者さんに最良の治療を提供しています。
新しい治療への取組み
臨床研究や治験への参加を行い、新しい治療法や薬剤の開発に積極的に参加しています。新薬の臨床試験や新たな治療法の研究へ参加することで、患者さんへ新しい治療法やこれからの医療に貢献するよう努めています。